こんにちは、主に東京でサポーターをしています、おがた (@xtetsuji) です。
先日アナウンスがありましたとおり、2016年度も各地でPerl入学式が開催されます。
2012年度から毎年行われているPerl入学式ですが、今年度は昨年度までとは異なる部分がいくつかありますので、これについて簡単に説明します。
講義は全6回から全5回へ
Perl入学式の講義は2012年度の開始時より年6回行われていましたが、昨年度は実験的に例年の第5回と第6回の入れ替えを行ったところ、例年の第5回にあたる講義がカット可能であると思われたため、これを外し、2016年度は全5回の構成になりました。
これにより、受講生が興味を持つ分野にいち早く取り組めること、また講義回数の削減によって、受講生やサポーターの負担を軽減できることなどのメリットがあると考えています。
具体的には、例年の第6回である「Webアプリケーション」を第5回に繰り上げ、これまで第5回として行っていた「パッケージ、モジュール、テスト」の講義をカットしています。
というのも、例年第4回の「リファレンス」が重いわりに、この第5回が軽く、かつこの段階のPerlの知識ではテストなどの重要性も実感しづらいという課題がありました。
運営側としては、この分野が大切であるという認識は変わらないものの、別の場所でフォローしつつ、趣味のプログラミングの楽しさを尊重する方向で進めることにしました。
また、これにともない、第4回の比重を分散させるなどの資料の微調整も行っていきます。
その他、第2回から第4回までの講義を再編成して、パッケージやモジュールについての知識も同時に学べるようにします。
テストやペアプログラミングについても、全5回の講義とは別の機会を設けて選択的に受講できるようにする事も計画しています。
東京は補講なしの毎月第2土曜日開催、年2回開講
昨年度までは隔月で講義を行っていましたが、「次の講義までの間が長い」「次回の開講日が事前に決まっていないのでスケジュールを立てづらい」という要望を多くいただいていました。
この声に応えるため、2016年度のPerl入学式 in東京では、原則的に5月から9月までの毎月第2土曜日を開催日として固定することにしました。
そして、講義を隔月開催から毎月開催にするかわりに、これまで東京のみで行われていた「補講」を外すことにしました。
もともと、補講は参加者の多さと、予定があって本講に参加できない方の救済措置として行っていたため、事前にスケジュールを固定することでカバーできると考えています。
もし、これらの問題を解消できない場合には、なるべく会場を広くする・サポーターの人数を多くするといった対応策を考えています。
補講が無くなり、毎月開催になることで、5ヶ月間で全カリキュラムが終わることになります。
そのため、東京では10月もしくは11月から「後期」秋入学プランを行うことも検討しています。こちらについては、確定し次第アナウンスいたします。
他の地方についてですが、in大阪に関しては、例年どおり隔月の開催が予定されています。
また、今年度から新たに加わる in沖縄に関しては、今年度の東京と同じ毎月の開催、具体的には6月から10月までの全5回を予定しています。
大阪は会場が流動的
東京では開催場所をほぼ固定できているものの、大阪では都合の良い会場がなかなか見つからず、第1回からしばらくの間は会場の場所が流動的になる予定です。
Perl入学式 in大阪 第1回 〜環境構築編〜沖縄で初開催
上記のとおり、今年度は新たに沖縄でPerl入学式が行われます。
準備の都合で第1回は6月になりますが、その後10月までの5ヶ月間、毎月の開催を予定しています。
なお、6月18日の第1回開催前後には、沖縄のPerlコミュニティによるイベントなども検討されているようです。
また、6月の第1回にはPerl入学式の校長でもある @__papix__ さんがサポーターとして参加する予定です。
福岡は現在調整中
2014年度から開催されている福岡ですが、今年度の開催に関しては現在調整中です。
会場やサポーターの体制を整えるなどできた段階で、再度アナウンスする予定です。
福岡で受講しようと考えている方は、気長にお待ち頂けますと幸いです。
参加登録が Zusaar から DoorKeeper に変更
今年度から参加登録が Zusaar から DoorKeeper に変更になります。大阪では昨年度から DoorKeeper を使用していましたが、Zusaar のサービス終了に合わせて東京を始めとした各地域の参加登録を DoorKeeper に統一しました。DoorKeeper コミュニティは各地域で別々ですので、自分の地域の Perl入学式 DoorKeeper コミュニティに登録していただきますと、次回のイベントが作られた時点でメールで通知をもらえたりします。
DoorKeeper は Zusaar とは別に登録作業が必要ですが、各種 SNS アカウントで登録できるのは Zusaar と同様です。
講義に関する情報や、Perl に関する情報収集では Twitter が大活躍します。Facebook しかアカウントがないという方も、この機会に(Facebook とは切り離した匿名でもいいので)Twitter アカウントを作成してみませんか?
新たな試みが満載の今年度
昨年まで少しずつ開催地域を増やしてきたPerl入学式ですが、今年度は沖縄に新たな場が生まれました。
東京の開催が隔月から毎月に変わることも大きな変更点ですが、昨年度までに得られた課題を講義資料に反映したり、講義内容を入れ替えたりと、今年度は新たな試みが満載になりそうです。
その他、校長の構想としては、さらに新たな地域での開催も検討されているようです。
もちろん、「私の地域でもPerl入学式を!」といった要望も随時承っています。
これからもPerl入学式を応援してくださると、運営としてこれほど嬉しいことはありません。
今後もPerl入学式の活動にぜひご期待ください。